【e-ラーニング】2021年度栄養サポートチーム担当者研修会(令和3年9月中開催)のご案内

(公社)日本栄養士会より標記の連絡が来ましたので会員の皆様に広くご案内いたします。

2021 年度 栄養サポートチーム担当者研修会 開催要領
1.趣旨:近年の医療は、患者の視点を重視するとともに、医療経済的 観点や 治療効果においても優れた成績が期待できるチーム医療の推進が必要とされて おり、 管理栄養士が関わる栄養管理業務においても、多職種で連携することが求められてい ます 。 また 、診療報酬 においては、 栄養サポートチーム による活動が評価されています 。
このような経緯を鑑み、(公社)日本栄養士会では、栄養サポートチームにおいて管理栄養士をはじめ、関連職種が適切にその役割を果たすことができるように 、2010 年から 「栄養サポートチーム担当者研修会」を実施 しています。本研修は、厚生労働省が指定する「栄養管理に係る所定の研修」です。
2.期 間 :2021 年 9 月 1 日 水 9 月 30 日 木
3.会 場 :オンライン( e ラーニング)
4.内 容 :静脈栄養についての講義 24 時間
(1)栄養サポートチーム担当者研修会の概要
 研修会の目的/研修会の教育目標/厚生労働省が指定する研修の要件/
運営の概要/研修の内容/講義の概要/修了証の発行
(2)医療における専門職業人としての倫理観や責任感を養う
 医療者としての職業倫理(20分)
 栄養サポートチームの目的と意義(20分)
 栄養サポートにおけるディジーズマネジメントの概念 (20分)
(3)栄養サポートに必要な知識や技術を深める
 栄養障害例の抽出・早期対応(50分)
 リスクを有する患者の栄養管理計画立案に必要な個別栄養評価(50分)
 栄養法の選択(経口栄養・経腸栄養・静脈栄養)(60分)
 栄養管理計画の基本(90分)
 経静脈栄養法の特徴(優位性・合併症を含む)(90分)
 静脈栄養剤の基礎知識(90分)
 経静脈栄養剤の投与システムの基礎(側管投与法・薬剤配合変化を含む) (90分)
 経静脈栄養のプランニングとモニタリングの実際(90分)
 経腸栄養法の特徴と投与システム(60分)
 経腸栄養剤(食品)の選択 (60分)
 経腸栄養剤(食品)の衛生管理・適正調剤法(適正調整法)(50分)
 薬剤の簡易懸濁法の実施と有用性(60分)
 経腸栄養管理のプランニングとモニタリング(50分)
 栄養療法に関する合併症の予防・発症時の対応 (70分)
 栄養療法に関する問題点・リスクの抽出 (50分)
 静脈栄養法から経腸栄養法への移行(40分)
 経口摂取移行のプランニングとモニタリング(40分)
 栄養管理についての患者・家族への指導(30分)
 在宅栄養・院外施設での栄養管理法の指導(30分)
(4)栄養サポートチームの一員として業務を円滑に遂行できる能力を養う
 栄養サポートチームが有効に機能するための基本的な考え方(40分)
 事例に学ぶ(120分)
 フードサービスとの連携(60分)
5.認定教育施設における研修
本研修終了後、16時間(約22日間)の「認定教育施設における研修」を受けることにより修了となります。
※ただし、研修先の認定教育施設は、希望に添えない場合もあります。
6.受講資格:次の各項すべてに該当する者次の各項すべてに該当する者
1) 管理栄養士・薬剤師・看護師その他栄養サポートチームに配属される医療専門職種
2) 病院他に勤務し栄養サポートチーム業務に携わっている者又は携わろうとしている者
7.定員:100名
8.参加費:55,000円(税込)((公社)日本栄養士会会員割引価格27,500円(税込))
※「認定教育施設における研修」費用(10,000円程度、研修施設により異なる)は、別途施設にお支払いいただきます。別途施設にお支払いいただきます。
9.申込締切:2021年7月16日(金)
10.申込方法:(公社)日本栄養士会ホームページよりお申し込みください。
※静脈経腸栄養(TNT-D)研修会を受講する予定の方は、研修に付随する「認定教育施設における研修」16時間(約2日間)を併せて受講することで、栄養サポートチーム担当者に必要な所定の研修を修了した修了証が交付されます。本研修会の内容をご確認の上、お申し込みください。
11.生涯教育:実務研修45-107栄養補給法 2単位
12.備考:本研修終了後、「認定教育施設における研修」を修了した者について修了者と認め、修了証を交付します。なお、他団体が行っている厚生労働省が指定する「栄養管理に係る所定の研修」等の受講による、単位の振替はありません。

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